大学の卒論を提出したら?提出後にやること総まとめ|時系列・立場別に徹底解説

大学の卒論を提出したら?提出後にやること総まとめ|時系列・立場別に徹底解説

長かった卒論生活がついに終わり、無事に提出を終えたあなた。

「やっと終わった…!」という安堵と同時に、「このあと何をすればいいの?」「急に時間が空いて戸惑う」と感じている人も多いのではないでしょうか。

卒論提出後は、実はまだやるべきことが残っていたり、気を抜きすぎると後悔することも。

この記事では、卒論提出後にやるべきことを時系列順・立場別に整理し、さらにリアルな体験談も交えながら、「燃え尽き症候群」にならないための過ごし方をご紹介します。

卒業までの期間を有意義に過ごすヒントが詰まっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

コンテンツ

卒論提出直後(〜1週間)にやるべきこと

まだ終わってない?卒論発表・口頭試問の準備

卒論を提出しても、それで完全に終わりではないケースが多く存在します。

特に理系学部や一部の文系学部では、卒論の口頭発表やプレゼン、教員との面談がセットになっており、その準備を求められることがあります。

このような発表では、提出した内容の要点をわかりやすくまとめたり、研究の意義や背景を補足したりといった説明能力が問われます。

発表の有無や日程は学部ごとに異なるため、提出直後にメールや学部掲示板を必ず確認しましょう。

もしプレゼンがある場合は、スライド作成や想定問答の準備を早めに始めることで、焦らずに対応できます。

卒業に必要な単位の最終チェック

卒論を出し終えたことで達成感はあるものの、「単位の確認」こそ最も重要なタスクです。

成績発表前でも、履修システムを使えば取得単位の見込みは確認できます。

特に注意が必要なのは、卒業要件に含まれる「必修科目」や「学部独自の条件(外国語、情報リテラシーなど)」を落としていないかです。

万が一、取りこぼしがあると「留年」という事態も現実になります。

提出直後の気が抜けたタイミングだからこそ、慎重な確認を心がけましょう。

“終わった感”のまま放置しない!メール・掲示板のチェック

卒論提出後に油断して「大学からの連絡」を見逃してしまう学生は意外と多いです。

教授からの指摘メールや、卒論発表の案内、追加資料の提出依頼など、学内システムやGmailなどの大学メールには重要な通知が届くことがあります。

また、卒業判定に関する連絡がオンライン掲示板にアップされることもあるため、週に2〜3回はチェックする習慣を持ちましょう。

「提出して終わり」ではなく、「卒業するまでが卒論」です。

気を抜きすぎず、あと一歩を丁寧に仕上げることで安心して春を迎えられます。

卒論提出後〜卒業判定までの過ごし方(1週間〜1か月)

「燃え尽き症候群」に要注意。気力ゼロの日々との向き合い方

卒論を提出したあとの解放感は、まさに至福のひとときです。

しかし一方で、多くの学生がこの時期に「何もやる気が出ない」「朝起きられない」「達成感と喪失感が交互にくる」といった“燃え尽き症候群”に悩まされます。

これは精神的な反動としてごく自然な現象ですが、ダラダラと長引かせると卒業準備や就職活動に悪影響が出ることも。

まずは無理に自分を動かそうとせず、3日〜1週間ほどは意図的に「休む」期間と割り切るのがおすすめです。

規則正しい生活だけは崩さず、軽い運動や読書などを通じて、少しずつ気力を取り戻しましょう。

進路未定の人は“情報収集”と“整理”を最優先に

この時期、進路が定まっていない学生にとっては非常に大事な期間です。

就職活動を継続中の人は、卒論に集中するあまり情報から離れてしまった分、改めて自己分析や企業リストの見直しを行うとよいでしょう。

大学院進学を考えている場合は、入試情報や出願準備を再確認するタイミングです。

特に推薦型・研究室内進学の場合、指導教員との連絡が重要になるため、積極的にコンタクトを取りましょう。

このフェーズで「何も決めていない」ことに焦る必要はありませんが、決して放置しないことがポイントです。

「残りの大学生活でやりたいことリスト」を書き出してみる

卒論提出後の約1か月は、大学生活最後の“フリータイム”とも言える貴重な期間です。

しかし、「何をすればいいのかわからないまま、なんとなく過ごしてしまった」と後悔する人も少なくありません。

そんなときは、紙やスマホのメモ帳に「残りの大学生活でやりたいことリスト」を書き出してみましょう。

旅行、アルバイト、読書、資格の勉強、人と会う、新しい挑戦など、ジャンルは問いません。

やるべきことではなく、「やりたいこと」に素直に向き合うことで、自分にとって意味のある時間を作り出すことができます。

文系・理系・院進・留年不安…立場別に異なる“やること”

理系学生は「研究室の後始末」と「卒論ファイル整備」を忘れずに

理系の卒論は、研究室での実験やデータ解析、機材の使用が伴うため、提出後も片付けや報告が必要です。

たとえば使用した試薬の廃棄、データフォルダの整理、共有ファイルのアップロード、装置の清掃などが該当します。

研究室によっては後輩の引き継ぎや機材管理簿の更新なども求められることがあり、「卒論を出したからもう来ない」は通用しません。

また、研究成果の記録として指導教員に最終版の卒論PDFを提出したり、学科内でファイル保存を求められる場合もあるため、整理整頓は早めに終わらせておくと安心です。

文系学生は「提出後に単位チェックが命取り」になることも

文系学部では卒論提出を一区切りとして感じやすいですが、「卒論だけ出して満足→単位を落として卒業できず」という事例は意外と多く見られます。

特にゼミや卒論関連の科目以外で、選択必修や語学、一般教養などを落とすケースが多いです。

「卒論を出せば卒業」という感覚は非常に危険です。

単位取得状況は大学の履修システムや成績確認ページでこまめにチェックし、不安がある場合は教務課やゼミの先生に相談しましょう。

この時期こそ「自己管理能力」が問われます。

大学院進学・留年が視野にある人は“次の動き”を早めに確認

卒論提出時点で、まだ大学院進学が決まっていない、あるいは留年の可能性がある人にとって、この期間の過ごし方は極めて重要です。

大学院受験に備えて追加の書類準備が必要な場合や、研究計画書の提出が控えている場合はスケジュールを整理し直す必要があります。

一方、単位不足で卒業が危ぶまれる場合は、再履修科目や補講情報をすぐに確認し、再チャレンジの計画を立てましょう。

また、指導教員との面談を通じて「今どの段階なのか」「次に何をすべきか」を把握することも、精神的な支えになります。

このフェーズでは、「行動すること自体」が不安の解消につながります。

卒業旅行・バイト・資格勉強…自由時間の活かし方

卒業旅行は「今しか行けない場所」を選ぶのがコツ

卒論提出後から卒業式までは、多くの学生にとって最後の長期自由期間です。

このタイミングで卒業旅行を計画する人も多く、国内外問わず「一生の思い出」となる貴重な体験ができます。

旅行先を選ぶときのポイントは、「今しか行けない場所かどうか」です。

たとえば、社会人になると行きづらい長期滞在型の旅行、学生割引が使えるテーマパークや鉄道周遊券などは、今だからこそ実現しやすい選択肢です。

また、ゼミやサークル仲間との卒業旅行は、関係性を深めるだけでなく、社会人になってからも続く人間関係の基盤になることもあります。

ただし、感染症対策や渡航条件などの最新情報は必ずチェックし、無理のない範囲で計画を立てましょう。

短期・単発バイトで「社会人の予行演習」をしてみる

自由時間を活かして、短期・単発のアルバイトに挑戦するのもおすすめです。

特に「今までとは違うジャンル」に飛び込んでみると、自分の適性や興味の幅を広げるきっかけになります。

たとえば、イベントスタッフ、試験監督、事務補助、引越し作業、カフェ勤務など、比較的短期間でできるものを中心に探してみましょう。

就職先が決まっている人にとっても、実際の社会人生活に備えて「働く感覚」を身につける良い機会になります。

また、バイト先での出会いや経験が、思わぬ形で人生の方向性に影響を与えることも少なくありません。

資格・スキル習得で「4月からの自分」を一歩リード

将来への準備として、自由時間を活かして資格やスキルを身につける動きも増えています。

たとえば、TOEIC・簿記・MOS・基本情報技術者試験などは、社会人になってからも評価されやすい資格です。

また、プログラミング、動画編集、ライティング、デザインといった「副業や趣味にもつながるスキル」も人気があります。

時間に余裕のある今こそ、独学やオンライン講座などで学習を始めるには最適なタイミングです。

もちろん、何かを“完璧にマスター”しなくても構いません。

「自分は何に興味があるか」を探るだけでも、十分に意味があります。

卒業判定・成績発表・提出物…最後に見落としがちな注意点

成績発表と卒業判定の確認は“見逃し厳禁”

卒論を提出し終えたとしても、大学からの“最終ジャッジ”である卒業判定が下るまでは安心できません。

卒業判定は通常、成績発表と同時またはその後に通知されますが、見逃してしまうと重大な手続きに支障が出ることもあります。

たとえば、卒業式の出席可否や卒業証明書の発行タイミング、就職先への報告など、卒業可否はさまざまな場面に関わってきます。

大学のポータルサイト、履修システム、掲示板(オンライン含む)は、週に一度は必ず確認する習慣をつけておきましょう。

特に、成績の不備や問い合わせの猶予が短期間で設定されているケースもあるため、早期発見・早期対応がカギとなります。

“学位記の受け取り”には書類提出が必要な場合も

学位記(卒業証書)の受け取りに関しては、「ただ卒業すれば自動でもらえる」と思っている人もいますが、実際には“申請書類の提出”や“卒業式の出席登録”が必要な大学も多くあります。

また、卒業式当日に出席できない人は、事前に郵送申請や学務課への連絡が求められることもあるため、案内をしっかり確認しましょう。

特に私立大学では、郵送費や学位記封筒の購入が必要なケースもあるため、卒業前に必要な事務手続きをリストアップしておくと安心です。

このあたりの情報も「メール通知のみ」で完結してしまう場合があるため、やはり大学メールの定期確認が最も重要な行動のひとつになります。

卒業式・謝恩会の準備も「油断しやすい落とし穴」

卒業式の服装、交通手段、集合時間、謝恩会の有無など、直前になってバタバタしやすいのがこのイベント関連の準備です。

とくに袴やスーツのレンタルを予定している人は、予約が混み合うため早めに手配を。

さらに、サークルやゼミでの「謝恩会(打ち上げ)」に関しては、出欠の確認や会費の徴収、会場手配などが必要となり、幹事に任せきりでは後からトラブルになることもあります。

写真撮影、記念品の準備、当日の服装など、周囲との連携も重要です。

「卒論が終わって気が抜けていたら、卒業式のことを何も準備していなかった…」という声も多く聞かれます。

最後の行事を気持ちよく迎えるためにも、今のうちから少しずつ準備を進めておきましょう。

まとめ:卒論提出後の時間を、人生の“助走期間”に変える

この記事では、「大学 卒論 提出後 やること」をテーマに、時系列順・立場別に整理してきました。

提出直後はまだやるべきことが残っており、卒業までは“気が抜けない時期”が続きます。

また、文系・理系・進学・就職といった立場によって、やるべきタスクや優先順位は異なります。

以下に、主なポイントを改めてまとめておきます。

・卒論発表や単位チェックなど、提出後1週間は要確認事項が多い
・燃え尽きた気持ちは自然なこと。あえて「休む時間」も大切
・進路未定なら今こそ情報収集・自己分析のやり直しを
・卒業旅行やバイト、資格勉強で「最後の自由時間」を活かす
・成績発表や学位記申請など、卒業までに必要な手続きを忘れずに

卒論を終えた今こそ、「自分のこれから」と静かに向き合うチャンスでもあります。

焦らなくても大丈夫。ただし、何もせず流されるより、ほんの少しでも「自分で選ぶ時間」を意識して過ごすことが、次の一歩を軽くしてくれます。

この期間を、ただの“空白”ではなく「人生の助走期間」として、あなたなりに有意義なものにしてください。