義実家のひな祭りがしんどい!招かれたくない理由と角が立たない断り方

義実家のひな祭りがしんどい!招かれたくない理由と角が立たない断り方

ひな祭りが近づくと、義実家からの「今年も来てね」という連絡に気が重くなる方は少なくありません。

本来は女の子の健やかな成長を願う行事のはずが、義実家のイベントになることで、気疲れや気遣い、価値観のズレが表面化しやすいのです。

「なんとなく行きたくない」「本当は断りたいけど、波風立てたくない」──そんな本音を抱えるあなたへ。

本記事では、義実家のひな祭りに「招かれたくない」と感じる理由を明確にしつつ、無理なく断る方法や、心のモヤモヤを軽くする考え方まで丁寧に解説します。

共感と実用性を重視し、同じ悩みを持つ人の声も交えてお届けします。

義実家のひな祭りに「行きたくない」と思う本音とは

気疲れと義実家特有の「空気感」が重い

義実家でのイベントには、どこか独特の空気感があります。たとえば、普段は穏やかな舅姑でも、ひな祭りとなると「昔ながらのしきたり」や「家族の集まりだから当然」という価値観が顔を出します。

形式ばった会話、適度な礼儀、義両親の意向に気を配りながら立ち振る舞う時間。それが数時間続くだけでも、心身の疲労感はかなりのもの。

特に共働きや子育て中の女性にとっては、「せっかくの休日を消耗するイベント」に感じてしまい、招かれた時点で憂うつになることも珍しくありません。

実家との比較や価値観の押しつけにストレス

ひな祭りは地域や家庭によって風習が異なるため、実家とは違うやり方に戸惑うことがあります。たとえば、「お雛様の飾り方が違う」「食事に決まりがある」など、小さな違いが積み重なり、違和感が生まれます。

また、義母からの「私たちの時代はこうだったのよ」という昔話が長く続くと、それが暗に“今のあなたたちはちゃんとしてない”という圧に感じられてしまうことも。

こうした無言のプレッシャーや比較の視線が、ひな祭りの場を単なるお祝いではなく、「評価の場」にしてしまうのです。

「孫見せイベント化」していて主体性が奪われる

義実家のひな祭りが、「孫を囲んで親戚が集まる日」として定着しているケースもあります。最初は微笑ましく感じても、毎年恒例となり、親戚一同の視線が集まる場になると、次第に重荷になります。

子どもにとっては楽しい行事でも、親である自分が裏方に回り、写真撮影・食事準備・着替え・接待などをこなす役にされてしまうと、単純に「疲れるイベント」と化してしまいます。

主体的に関われる余地が少ない場合、義実家のひな祭りは「義務」でしかなくなり、自然と「行きたくない」という気持ちが芽生えるのです。

義実家のひな祭りがしんどい理由を整理してみる

理由①:形式優先で「楽しめる雰囲気」ではない

義実家のひな祭りでは、どうしても「家としての体裁」や「昔からの伝統」を重んじる傾向があります。飾り付けの手順、出す料理、写真の撮り方まで細かく決まっていることも少なくありません。

その結果、自由な雰囲気は薄れ、「笑顔で座っていることが求められるイベント」になりがちです。特に義母や親族が細かい性格だと、和気あいあいとはほど遠い“緊張の場”になることも。

言い換えれば、形式を守ることが目的になってしまい、本来の「子どもの成長を祝う」という気持ちが薄れ、ただただ気疲れするイベントになっているのです。

理由②:家庭ごとの違いを押しつけられて疲れる

「うちの実家ではこうだった」「これが普通なのよ」──そんなセリフに、心のどこかで引っかかる経験はありませんか?

義実家のひな祭りでは、自分の育ってきた家庭との違いを突きつけられる場面が多く、それを「学び」として受け止めなければならない空気もあります。

しかし、すべての家庭に「普通」は存在しません。違いを受け入れる余裕がないタイミングや、産後・仕事復帰直後などに招かれた場合は、価値観のズレがそのままストレスに直結します。

それに加え、否応なく比較される「自分の家族観」や「育児方針」が話題にのぼると、居心地の悪さはさらに強まるでしょう。

理由③:何かと「妻側の仕事」になる現実

義実家でのイベントでは、なぜか家事や子どもの世話などが「妻側の役割」として当然視される場面があります。ひな祭りでも、「料理の盛り付けお願いね」「お子さんの着替え、早めにお願い」など、いつの間にか裏方業務を任されていることが多いのではないでしょうか。

その一方で、夫は親戚と会話に夢中だったり、写真を撮る側に回っていたり。そんな状況にイライラしながらも、場の空気を壊すわけにはいかず、黙って我慢してしまう。

こうした「役割の偏り」は、小さなことのようでいて、毎年積み重なると「もう行きたくない」という強い感情へと変わっていきます。

角が立たない上手な断り方・やんわり回避術

体調や予定を理由に「やんわり断る」方法

義実家との関係を壊さずにひな祭りを回避するには、角が立ちにくい「体調」や「スケジュールの都合」を理由にするのが有効です。たとえば「ちょうど子どもの予防接種が入っていて…」「このところ体調を崩しやすくて長時間の外出が不安で…」など。

体調不良や子どもの予定は、あくまで“仕方がない”事情として捉えられやすく、相手に「断られた」と感じさせずに済むのがポイントです。

また、「午前中だけ顔を出して帰る」など、全体参加ではなく“部分参加”を提案するのも、関係維持と自己防衛を両立させる賢い方法です。

「夫を立てて断る」ことで波風を防ぐ

義実家に対する連絡や断りは、できるだけ夫からしてもらうのがベターです。なぜなら、妻からの直接的な断りは「距離を置きたいのかも」と勘ぐられやすく、関係性に影響を及ぼす可能性があるためです。

たとえば「〇〇(夫)が予定を調整できなくて、家族で参加は難しそうです」と伝えてもらえば、あくまで夫婦としての判断という印象になり、義実家側も納得しやすくなります。

さらに、「また別の機会にご挨拶できたら嬉しいです」と添えることで、断った後の印象も和らげることができます。

「代替案を出す」で印象を柔らかく保つ

完全な拒絶ではなく、「代わりに何かを提案する」ことで印象を和らげるのも効果的です。たとえば、「今年は参加が難しいですが、雛あられだけでもお送りさせてください」や「ビデオ通話で子どもをお見せしてもいいですか?」など、少しでも気持ちを伝える方法を添えると、相手も納得しやすくなります。

また、行事自体は避けつつも「義実家をないがしろにしているわけではない」という姿勢が伝わり、良好な関係を維持しやすくなるのもポイントです。

“行かない”という選択に「思いやり」を添えることで、義実家との距離感は程よく保たれるのです。

それでも招かれた…乗り切るためのマインドセット

「完璧を目指さない」が最強の防御になる

義実家のイベントでありがちなのが、「ちゃんとしなきゃ」「失礼があってはいけない」と自分を過剰に追い込んでしまうこと。しかし、その姿勢がかえってストレスを増幅させ、心の余裕を奪ってしまいます。

大切なのは、「できる範囲でOK」と自分に言い聞かせること。料理や子どもの服装、会話の内容すべてに完璧を求めないようにしましょう。

たとえ義母に細かく言われても、「この人はこういう性格なんだな」と一歩引いて受け流す意識を持つことで、心理的なダメージを最小限に抑えることができます。

「観察者」になって距離を取る意識

ひな祭りの場で無理に場を盛り上げようとせず、あえて“観察者”のポジションに徹するというマインドも有効です。会話を振られたら笑顔で応じるけれど、自ら積極的に話題をリードしなくても問題ありません。

周囲の会話や様子を静かに見守りながら、必要なときだけ言葉を交わすようにすることで、精神的な疲れを軽減できます。イベントに「参加する」ではなく、「同席しているだけ」と思うだけでも気がラクになるものです。

心の距離感を保ちつつ、体は場にいる──この切り替えが、義実家イベントを穏やかに乗り切るコツです。

終わった後の「ご褒美ルール」を設定する

「どうせ断れないなら、終わった後に楽しみを作っておこう」──この考え方は、精神的な負担を和らげる有効な方法です。たとえば、「ひな祭りの夜はUberで好きなスイーツを頼む」「夫に家事を丸投げして自分時間を確保する」など、自分にとっての“ご褒美ルール”をあらかじめ決めておきましょう。

また、イベント後に夫と感想を共有し、「今回はここがつらかったけど、頑張ったよね」と言葉にすることで、気持ちを昇華しやすくなります。

ただ我慢して終わらせるのではなく、自分を労わる時間もセットで考えることで、次に招かれても「まあ、なんとかなる」と前向きに受け止められるようになるかもしれません。

罪悪感を減らすための考え方と心の整理

「行かない=悪い嫁」ではないという理解

義実家のひな祭りを断るとき、どうしても心に引っかかるのが「申し訳なさ」や「罪悪感」ではないでしょうか。「招いてくれたのに失礼では?」「嫁なのに…」という気持ちは、日本社会の“嫁像”に深く根ざしています。

しかし、家庭ごとの事情や体調、心の余裕には差があります。すべてを義務感だけで判断する必要はありません。むしろ、「無理して行ってギスギスした空気を出すよりも、行かないことで平和が保たれる」と考える方が合理的です。

行く・行かないは“誠意”の問題ではなく、“状況”と“関係性”のバランスで選ぶもの。自分を責めすぎる必要はありません。

「行かない選択」も家族を守る行動のひとつ

義実家に行かないという選択は、自分勝手な行動ではなく、むしろ「家庭を健やかに保つため」の一つの方法と捉えることができます。

たとえば、自分が疲れ切って帰ってくれば、子どもに八つ当たりしてしまうかもしれない。夫との会話も減ってしまうかもしれない。そんな悪循環を防ぐために、あえて断るというのも“家族ファースト”な判断なのです。

自分の心と身体の状態を大切にすることは、結果的に家族みんなにとって良い影響をもたらします。「行かない」選択も、愛情のかたちのひとつだと信じていいのです。

「義実家に合わせない=逃げ」ではない

義実家に合わせないと「嫁として失格」「逃げている」などと思われるのでは…と不安になる人も多いですが、その考え方自体がすでに自分を苦しめてしまっています。

義実家と自分の家庭は“別の家族”であり、どちらか一方がすべてを我慢して合わせる関係は、長期的には持続できません。大切なのは、対立ではなく“ちょうどいい距離”を保つこと。

逃げるのではなく、自分たちのペースで付き合う。そのために時には「行かない」判断をすることは、むしろ健全な家族関係づくりに必要なことです。